本年の芸能界は不倫、離婚、解散、覚せい剤に事欠かず、いつでも何かしらの話題で盛り上がっています。
そして、その話題の中に超大物女優である高島礼子さん(52)の話題もありました。
それはおしどり夫婦として何度もテレビ出演をしていた、元夫である高知東生容疑者(51)が逮捕されたためです。
高島礼子さんのプロフィール
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神奈川県出身の太田プロダクションに所属している女優さんです。
2001年には映画『長崎ぶらぶら節』で、第24回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。
また、女優としての活動の幅は非常に広く、誰もが気軽に見られるホームコメディものから、シリアスな医療・推理もの、時代劇にいたるまであらゆる方面で活躍しており、女優としてのマルチな才能をどんどんと発揮しています。
特に注目したいのは、高島さんの中でも代表作として扱われている「極道の妻たち」シリーズではないでしょうか。
あの美しい切れ長な目元と妖麗で冷ややかな容姿からは想像もできないような啖呵や怒号が、何ともギャップがありミスマッチでありがら、それが大きな魅力になっています。
そんな高島さんですが、元々はモータースポーツが大好きな、ただのOLでした。
ただのOLといっても腕前はかなりのもので、国内A級ライセンスを取得するほどの技術があります。
芸能界に興味もなく入るつもりもなかったそうが、レース活動費用を捻出するために、レースクイーンなどを始めたことが芸能活動のきっかけだそうです。
そして、25歳のころ、高島さんが出演しているCMを見た松平健さんに見出され、本格的に芸能活動を開始します。
高知東生容疑者のプロフィール
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高知県出身の元俳優で、2015年にパーキンソン病を患った義父の介護を理由に芸能界を引退しました。
それまでは人気の俳優であり、放送局もジャンルも問わず、定期的に様々な作品に出演していました。
そんな高知容疑者ですが、かなりバラエティに富んだ経歴を持っています。
本格的に芸能活動を始めたのは28歳と、元妻の高島さん同様、比較的遅咲きです。
ただし、無名時代に本名でアダルトビデオに出演しており、その作品の共演女優であるあいだももと1991年に結婚し、1996年に離婚していた過去があります。
また、1993年に本格的に芸能活動を開始した際には、芸名が「高知東急」だったため、東急電鉄が『東急が高知に進出したと誤解を受ける』として裁判を起こし、「高知東生」に改名した過去もあります。
これはニュースでも取り上げられ、一時話題となりました。
芸能界引退後は、介護を理由にしていたにも関わらず事業を始め、エステ経営会社の社長や美容関連の協会の理事長などを務め、積極的に働いていたようです。
結婚の馴れ初め
高島さんと高知容疑者の馴れ初めは、1996年に共通の知人が開催した飲み会がきっかけでした。
お互いにお酒好きという共通点から意気投合し、交際に発展したと言われています。
交際時は高知容疑者の母校が甲子園に出場した際には、一緒に応援に行くなど、仲睦まじい姿が度々目撃されています。
その後、3年ほどの交際期間を経て、1999年に結婚します。
当時すでに高島さんは人気女優、高知容疑者は売れない俳優であったため、格差婚と呼ばれていました。
そればかりか、高知容疑者は数々の女性と噂が絶えなかったために、高島さんを心配する声は多く、どうせ上手くはいかないだろうと予想されていました。
そんな心配をよそに、2人は支えあいいつしかおしどり夫婦というイメージが視聴者に定着していきます。
離婚に関する憶測
しかし、おしどり夫婦のイメージが定着したにも関わらず、結局、大方の予想通り、高島さんと高知容疑者は離婚することになりました。
それも高島さんのイメージやプライドをズタズタにするような理由によってです。
2016年6月24日に高知容疑者は、愛人であるホステスと一緒に、覚せい剤所持で現行犯逮捕されました。
これ以上ないかたちで高島さんを裏切ったことに、多くのメディアは烈火のごとく高知容疑者の報道をはじめます。
特に、義父の介護を理由に引退したのではないのかと責め立てました。
それでも高島さんは高知容疑者を責めることはせず、そればかりは報道陣に頭を下げ、自身の立場から発言しづらい覚せい剤の検査を行ったことまで報告しました。
その献身性にさらにメディアは目を血走らせ、報道は加熱しました。
高島さんは芸能界引退後も高知容疑者が可能な限り好きに生きられるようにと、金銭面や精神面などあらゆる面で支援・援助をしていたといいます。
そんな高島さんへの裏切りは、もはや人としてのモラルが明らかに欠如したものでした。
そして、高島さんは周りの人との協議も重ね、最初は渋っていたものの、高知容疑者と離婚するにいたります。
覚せい剤が脳・精神に及ぼす影響
これほどまでに美しく、献身的で、誰もが羨むような奥様がいたにも関わらず、どうして高知東生容疑者は覚せい剤に手を染めてしまったのでしょう。
高島さんに対して、人に言えないような不満を抱えていたのでしょうか。
単純に人として、ただひたすらにゲスだっただけなのでしょうか。
はたまた、やはり覚せい剤のせいで通常の判断ができなくなってしまっていたのでしょうか。
とにかく高島さんの傷が少しでも早く癒えることを願っています。
最後に薬物に関するデータを記載します。
厚生労働省が2015年にまとめたデータ
薬物乱用の現状と対策
医学的にはどのような症状があるのかまとめられたサイト
薬物のない世界のための財団