仕事でもプライベートでも、いい人間関係を作れるかどうかは第一印象に大きく左右されるといっても過言ではありません。とくに婚活パーティーのように大人数の場や限られた時間での出会いであれば、その影響はとても大きいものになります。
「また話したい」と思ってもらえるように第一印象をよくするためには、何に気をつければいいのでしょうか。
第一印象で損をするとなかなか取り戻せない
人の第一印象は、出会ってものの数秒で決まるといわれています。その一瞬で与える“情報”はほとんどが外見上のものですが、そこから「この人はやさしそうだな」「清潔感があるな」「明るそうな人だ」といった内面的なところまで考えるわけです。
そして、その瞬間的ともいえる感覚が、その人に対する感情を後々まで左右することになります。その人がどれだけいい人であっても、最初に「怖そうな人だ」と思われてしまえば、それを挽回するのは並大抵のことではありません。
婚活パーティーであれば、最初の会話から2回目、3回目につなげなければその後はありません。第一印象が悪くなってしまうと「もっと話したい」と思ってもらえないわけですから、自分の内面を知ってもらうこともできませんし、関係を構築する確率は著しく下がってしまうのです。
いい第一印象をもってもらうためのポイント
では、女性の婚活という観点から、第一印象を左右するポイントと、どのようにしたら第一印象をよく感じてもらえるかを挙げていきましょう。
清潔感
服装や靴が汚れていないのは当然ですが、しわや毛玉などにも気をつけましょう。また、気合いを入れるのはいいことですが、化粧やネイルを派手にしすぎないようにすることも大切です。
髪型は、美しさだけでなく清潔感にも影響します。ボサボサの髪はもちろんNGですが、前髪の長さや、食べ物にかかったりしないかといったことも気を配る必要があります。
笑顔
すてきな笑顔は自然と人にいい印象を与えることができます。たとえば、緊張しがちな初対面の場面でにこやかな笑顔で接することができれば、話しかけやすい人だなぁと思ってもらえる確率は高まるでしょう。
こわばった笑顔や作ったような笑顔は逆効果です。相手の目を見て話すといったことや、親しみのある表情も大切にしてください。
服装
人によって好みはさまざまですが、いわゆる「女性らしさ」を感じる服装に好印象をもつ男性は多いものです。白やピンク系などの明るい色、パンツよりスカート、やわらかさのある清楚な服装が好評といえます。適度にアクセサリーを使うのも効果的です。
過度な露出や、体のラインを隠そうとして大きめの服にするといったことは避けましょう。
姿勢、スタイル
顔や身長などを変えるのは簡単なことではありませんが、ダイエットやスタイルアップは自分の努力で可能ですし、第一印象への影響も大きいところです。
また、姿勢のよさも見た目に大きく関係します。せっかくダイエットしても猫背であったり下を向いてばかりでは、いい印象にはつながりません。
適度な“隙”
美人な女性でも「近寄りがたい」と感じられてしまうとなかなか話しかけられないものです。完璧な女性といると気疲れしてしまうという男性も少なくありません。「一緒にいたら居心地がよさそうだ」と感じてもらえるのは大事なことです。
親近感、ナチュラル感を意識した服装や化粧をしてみましょう。
おわりに
「結婚する人には何も飾らずに、いまのままの私を見てもらいたい」「人は外見より中身」と考える人もいらっしゃるでしょう。その考え方自体は間違っていません。婚活中だからといって、無理をして華美にする必要はないと思います。
しかし、自分を知ってもらう機会を得るための努力は必要です。その機会を多く得られるかどうかは第一印象にかかっていいます。ちょっとしたことに気を配るだけで、その機会を増やすことはできるのです。まずはマイナスの印象を与えないこと、さらにプラスの印象を与えることを考えて、服装や化粧方法を考えてみましょう。