ダウジングは、欧米では親しまれている占いの一つです。 元は水脈などを探すために利用されていた方法で、今でも井戸を作る時に地下水を探す時に利用されます。
占いの世界ではペンデュラムでの鑑定が主流
『ダウジングロッド』と呼ばれる金属棒を平行に持ち歩くと、水脈があると思われる場所を示すと言われています。 しかし、現在占いで使用されているダウジングは、『ペンデュラム』という道具を使った方式です。 ペンデュラムは、細長いチェーンにペンダントトップのような、大きな振り子がついています。 そして、ペンデュラムの振り子の揺れ方から、問題を解決していきます。 具体的には、カウンセリングの時に、写真や絵などを下に置いて、その上にペンデュラムをたらし、質問に対する振り子の揺れをチェックします。 ダウジングは、日本の『こっくりさん』に似たような感じです。
占い師のさじ加減になりやすい鑑定がネック
そのため、占い師のさじ加減でどうにでも言えるというのが、ダウジング占いのネックです。 ただし、本当に霊感のある優れた占い師がダウジングを行う場合は、全く違った結果になりますので、インチキ占い師とは雲泥の差があります。 こっくりさんも、結局は誰かが動かしているというケースが多いので、占いを『意図的』に行うことができる部分はデメリットとも言えます。 占いの中には、ダウジングのように占い師の意志によって、鑑定内容をどうにでも変えられる占いもあれば、タロットカードのように、ある程度相談者の前に基準となるヒントが並べられて、それに沿って解釈を進めていく方法の2通りがあります。 ダウジングのような前者のパターンの場合は、よほど占い師として成熟しており、経験があるタイプでないと、当たり外れが非常に大きいのが特徴です。 逆にタロットのような占いは、タロットがある程度の道筋を示してくれるので、それほど鑑定結果がぶれないというメリットがあります。 どっちの占いの方が合っているかは、やってみないとわかりません。
経験のある占い師を選ぶべし!
タロットカードの占いは、基本が忠実で安心感はありますが、未熟な占い師に当たると、当たり前のアドバイスしかできず、「だったら自分でタロット買って占っても一緒」と思う人もいます。 タロットの場合も、ダウジングの場合も、結局は経験者の方が、占いの精度が高い傾向があります。 経験だけで占いの精度は決まりませんが、やはり未熟な占い師は『読み間違える』可能性があるので、当たり外れが激しいです。 ダウジングのような占いをしてもらう場合は、特に経験のある占い師が大事になります。