366日、全ての誕生日に異なる色を振り分けて占うのが誕生日色占いです。アメリカ生まれのもの、日本生まれのものといろいろあるので、自分にとってしっくりくるカラーを選んで身にまとってみてはいかがでしょうか。また、知り合いへのプレゼントを選ぶとき、カラーの参考にするのも楽しいですよ。
PANTONEと占星術のコラボで生まれたカラーストロロジー
化粧品業界や印刷業界をはじめ、さまざまな製品向けに色見本を提供するPANTONEは、世界中に標準色を生み出しています。占星術分野で活躍するミシェル・バーンハート氏が、PANTONEのカラーからインスピレーションを得て、誕生日色占い(カラーストロロジー)を考案しました。全米でブームとなり、日本版の書籍『誕生色占い』が出版されるまでになっています。
出典:Amazon.co.jp
「ノース・シー」「シャムロック」など、名前を聞いただけではどんな色か思いつかないようなものから、「トースト」「アップル・バター」といった美味しそうなものまでさまざま。誕生日ごとのパーソナリティー診断と合わせて、相性の良い誕生日も掲載されています。
日本の伝統色をまじえた誕生日色占い
カラーコーディネーターとして活躍していたデザイナーの野村順一氏も、誕生色に関わる本を書き残しています。日本の伝統色が入りまじり、国際色豊かな占いとなっているのが特徴です。色の印象と合わせて、向いている職業の提案もなされているのがユニークです。
出典:Amazon.co.jp
この誕生色占いは、サイトでも紹介されています。
1日ごとに示される誕生色には、それぞれの色からイメージされる色言葉があります。色言葉から、さらにパーソナリティーが示されています。
例として、歴史上の人物を占ってみましょう。坂本龍馬は1月3日生まれです。「バースデーカラー366色」によると、1月3日の誕生色は「シルバーグレイ」。色言葉は「勇気・バランス・経営力」で、パーソナリティーは「気高い心の持ち主」です。日本を洗濯しようとした高潔な精神を表すような色ですね。
龍馬の奥さんである、おりょうさんはどうでしょうか。7月23日生まれで、誕生色は「茜色」です。色言葉は「厳格・可能性・積極性」、パーソナリティーは「世界的視野を持つ穏健派」。日本を代表する志士の妻にピッタリの人格ではありませんか!今だったら、女性政治家として活躍していたかも……そう空想してしまいます。
2人の占い師が生んだ誕生日色占い
エミリア・T・真理と神有月寒露(かみありつき・かんろ)という2人の占い師が監修して生まれたのが「七色の誕生日占い」です。366日の誕生日に7つのオーラカラーを振り分け、性格・恋愛・仕事について診断しています。
「七色の誕生日占い」
繊維工業組合オリジナルの占い
新潟県十日町市は、染物と織物の街として知られています。十日町市の繊維工業組合が選んだ12か月の色は、「想紅(おもいくれない)」「夢見昼顔(ゆめみひるがお)」など響きが美しく鮮やかです。和装の着こなしに誕生色を選べば、ぐっと愛着がわきますね。
「誕生色」
友達と楽しめる、プレゼントに使える
誕生色占いは、使い道を限定されないのが人気の秘密といえるでしょう。その色を自分のコーディネートの核として取り入れるのも楽しいですが、友人といっしょに「あなたは何色?」と言いあうのも盛り上がります。
また、知り合いへの誕生日プレゼントに相手の誕生日色のグッズを選び、その色にまつわる言葉を花言葉のように添えるのもいいでしょう。印象深い贈り物になりますよ。
オーダーは印刷会社に色番号を伝えるだけ!
知人への誕生日プレゼントに、印刷会社へオーダーするTシャツなどを考えている人は、『誕生色占い』や「バースデーカラー366色」に書かれている色番号を参考にしましょう。特色を使える会社であれば、番号を伝えればそのままの色を再現してくれます。使えない場合であっても、希望を伝えればなるべく近い色味で印刷してくれるでしょう。
まとめ
いろいろなバージョンがある誕生日色占いをご紹介しました。試してみて、自分に一番しっくりくる診断を大事にパーソナルカラーを決めるのがいいでしょう。また、違う誕生日の色であっても、その色の持つメッセージやパワーを借りるために身につけるのは効果的です。自由な発想で豊富なカラーを楽しみましょう!