失ってから初めて気づく大切なことは多いものです。
「つい感情的になって離婚したけれど、早まった……」と後悔し、復縁を望む人は意外といます。
「都合良すぎるかな?」と考えてしまいがちですが、もしかしたら相手も同じ気持ちかもしれませんよ。
そこで今回は、再婚の可能性の見極め方と、再婚のためのポイントをお伝えします。
離婚原因はどんなこと?
離婚原因が相手にあり、あなたが離婚届を叩きつけた形であれば、離婚からの時期が短ければ短いほど復縁の可能性が高くなります。原因が軽めの浮気だったとしたらなおさらです。きっと相手はあなたを軽んじていたことを悟り、シュンとなっているところでしょう。
もし、離婚原因があなたにあった場合、その程度によっては、復縁は難しいといえます。例えば、あなたのDV、借金、のめり込むほどの不倫などが原因で別れていた場合は、相手はあなたに呆れてしまっているはずだからです。その場合には、より慎重になる必要があります。
子どもと定期的に会ってくれる?
子どもがいるなら、それだけで復縁の可能性はぐっと高まります。もしもあなたのほうに離婚原因があったとしても、子どもに罪はないからです。子どもと定期的に会い、かわいがってくれているようなら、「この子のために復縁を」という言葉に耳を傾けてくれる可能性は大いにあります。
子どもと会ってくれない、会ってくれても面会時間が短く、ろくに遊んでくれないといった場合は、子どもを仲介役にして復縁するのは難しいでしょう。ただ、離婚原因が相手にある場合、「申し訳なさ過ぎて会えない」と感じている可能性もあります。親との面会は子どものためでもあるので、満足いく面会が叶うまでコンタクトをとり続けるのが大切です。
相手は今、どんな状況?
例えば、相手が離婚原因となった女性と結婚し、幸せな家庭を築いている場合、復縁へのハードルはかなり高いといえます。また、独身に戻って身軽な生活を楽しんでいるときも、わざわざ復縁など考える人はいないでしょう。
再婚したはいいものの女性とうまくいっていない、独身の寂しさが身に染みているといった状況にあるのであれば、復縁のチャンスは大いにあるといえます。相手の今の環境について、しっかり把握するようつとめなければなりません。
自分は今、トラブルを抱えていない?
復縁したいと切り出したとき、自分が借金まみれであるとか、何らかの疾患を抱えているとか、他の男性と切れていないといった場合、復縁はぐっと難しくなります。それが離婚の原因であったならなおさらのことです。
身辺をきれいにして、心身ともに健やかな環境を整えましょう。あなたが安心できる存在であることをアピールすれば、相手の心はぐっと傾くはずです。とくに離婚原因を自分の努力で取り除いたということになれば、考え直してくれる可能性は高まります。
大事なのは切り出すタイミング
とくに寂しいと思う日には、復縁のことで頭がいっぱいになってしまうでしょう。しかし、感情のまま、タイミングをはからず復縁を切り出してしまうと、たいていは失敗します。一度断られたらやっかいです。期間を置くことなく2度、3度と迫れば、「しつこい」と思われかねません。
相手への思いをぐっとこらえ、切り出すタイミングを待ちましょう。自身の環境を健やかなものにし、相手の状況に関する情報収集を欠かさず、定期的に子どもと会わせていれば、じきにそのチャンスは巡ってきます。
一緒にいることが相手にとってプラスになると感じさせよう
復縁を迫るとき、「あなたがいないせいで子どもの情緒が不安定だ」「経済的に苦しすぎる」「あなたがいないと私はだめになってしまう」などと、相手に過度の負担を強いる言葉は使いたくないものです。頼りにしていることを伝えたいのかもしれませんが、相手にとっては脅しにしかなりません。
罪悪感や責任感からしぶしぶ復縁するという形をとられたら、目的は遂げたとしても後の生活は確実に辛いものになります。あなたは一生相手に頭が上がらないかもしれません。あなたにお金だけ渡して遊び歩く夫を、切なく見守ることしかできないかもしれないのです。
復縁はあなたのためだけのものではなく、相手の生活をより豊かにするものという考え方を持ちましょう。相手が明るい未来を想像できるかどうかはあなた次第です。笑顔でプロポーズする日のために、外側も内側も磨き上げましょう。