四柱推命は、中国発祥で、『生年月日』を基本に占います。 六十干支の暦から割り出し、五行のバランスなどを加味しながら運勢を鑑定します。
4柱の意味とは?
四柱推命では、『年・月・日・時間』を4つの柱として考えます。 『年柱』は20歳前後までの青年期の運勢、『月柱』は20歳から40歳くらいまでの壮年期の運勢、『日柱』は40歳以降の中年期の運勢、『時柱』は高齢になってからの運勢を示します。
新しいことを始めてはいけない『大殺界』
また、四柱推命で最も有名なのが、何をやっても上手くいかない時期が3年も続く『大殺界』です。 厄年も、『前厄』『本厄』『後厄』があるように、四柱推命でも大殺界は3年連続でやってきます。 上手く行かない時期に、バタバタとしても、余計に物事がうまくいかなくなるだけで良くないと言われています。 新しく事業を始める人や、結婚を検討している人は、大殺界の時期だけは避ける方が無難です。 四柱推命には、大殺界の他に、『小殺界』や『中殺界』もありますが、大殺界よりも悪運は弱いので、注意をしていれば特に問題なく過ぎてしまいます。 大殺界は、3年連続で悪い時期が続くので、どうしても息切れがしやすくなってしまいます。 この時期に始めた事業や結婚は、『実になりにくい』と言われており、見切り発車をしても、結果的に事業が失敗したり、離婚すると言われています。 大殺界というのは、実を付ける前に、まいた苗が枯れてしまうイメージです。 そのため、新しいことを始めるのは、3年間の大殺界が終わった後になります。
大殺界中の行動は占い師に相談を!
どうしても大殺界の時期に、大きなプロジェクトやイベントが待っている人は、四柱推命の占い師に相談をすることをお勧めします。 本来だったら、お勧めしない大殺界時期の行動ですが、やはり現実問題として、「大殺界だから無理です」と断れる状況にない人も多いです。 そんな時に、大殺界の真っただ中でも、限られた条件の中でも、できる対処方法を教えてくれるのがプロの役割です。 あらかじめ、プロにアドバイスを聞いておくことによって、咄嗟の事態にも対処ができるようになります。 また、四柱推命では、基本的な性格や、結婚運、適性のある仕事なども判断できますので、一度総合的な自分の基本運勢を見て欲しいと思った時におススメです。 4柱によって、各年代別の運勢も教えてもらえるので、晩年に運気が悪くなるとわかっていれば、青年期や壮年期の時期に対策をしておくことによって、晩年期の運勢の悪さを乗り越えられるようになる可能性があります。