算命学は、陰陽五行説を基本に生年月日を干支に置き換えて、運命や性格を鑑定する占いです。 中国発祥の占いとされ、日本では戦後になってから高尾算命学として話題になりました。
何をやっても上手くいかない『天中殺』
算命学の特徴は、『陰』と『陽』にわけて鑑定するところです。 特に何をやっても良くないと時期とされる『天中殺』の考え方が有名です。 どちらかというと、算命学は四柱推命に近いものがあります。 四柱推命も、中国発祥の占いのため、どこか算命学と似ているのは仕方ありません。 現在では、算命学よりも、四柱推命の方が日本では主流の傾向があります。 四柱推命にも算命学の『天中殺』のように、何をやっても上手くいかないダメな時期として『殺界』があります。 物事を始めようと思っている人にとって、天中殺や殺界は、デキるだけ避ける方が良い時期とされています。 結婚や転職など、人生の大きな節目を迎えるようなイベントの時には、天中殺や殺界は要注意です。 考え方も、算命学と四柱推命では似ている部分もありますので、興味がある人は、両方占ってみるものもおススメです。
人気は四柱推命のが上!
どちらも生年月日から鑑定し、暦や干支に当てはめるのは同じです。 算命学も四柱推命も、同じ中国から生まれていますので、共通部分が多いのも特徴です。 しかし、算命学の天中殺が12年に1回2年続くのに対して、四柱推命の大殺界は3年続きと、期間が違う部分もあります。 四柱推命と算命学は少しずつ解釈が違う部分がありますので、全く同じではありません。 そのため、算命学を占ってもらった後に、四柱推命を占ってもらうと、「あれ?呼び方が違うだけで同じ占いなのかな?」と思う人も多いと思います。 占い師も四柱推命の方が数が多いですので、やはり人気面では、四柱推命の方に軍配が上がります。
東洋占星術は暦や干支を使った占いが多い
そのため、占いのセカンドオピニオンとして、別の占いを試してみたいと思う人は、算命学と四柱推命はかぶらせないように占いをすることをお勧めします。 タロットカードやルーン占いの方が、算命学とは全く違った手法の占いなので新鮮です。 アジアから入ってきた占いは、やはりアジア特有の暦や干支を使った占いが多いのが特徴です。 一方、西洋の占いは、インスピレーションや魔術などを基本にした占いが多く、好みが分かれます。 インスピレーション系の占いも、暦や干支から導かれる占いも、みんなメリットとデメリットがありますので、初心者が迷った時には、やはりやってみたい占いを選んだ方がおススメです。